■四条烏丸からの散策
散策の始まりは地下水の敵と言われる1981年開業の地下鉄四条駅から。

四条通、京都の中心部といえばこの四条通が中心部となっていて、京都駅が京都の玄関口といわれるのですけれども、鉄道省が東海道線を敷設する当時、この四条通に京都駅を持ってこようとしていたという。

阪急烏丸駅、その真上が四条烏丸となっていて、この界隈にドン、と山鉾が居座るのが祇園祭です。前祭と後祭では、この四条通の封鎖度合い、山鉾に専有される度合いが違いまして、断然前祭の方が大規模だ。

四条通界隈、市営地下鉄烏丸線の四条駅を出て地上に出ますと、いきなりそこが祇園祭、市バスさえも小さく見える、高さにして何階建て相当かのビルを超える山鉾が威容を轟かせています。

京都といえば、北陸新幹線が地下水への配慮から京都を避けて通ることが決定しましたが、京都を通らない北陸新幹線って、大阪に行かない北陸新幹線と同じくらい無意味なんじゃないかなあ、とおもう。

新幹線延伸反対のポスターの少し先に、リニア中央新幹線京都誘致のポスターがあるのだから、この街は矛盾していて頭おかしい、と思うのは、こういう祭事で一か月間街を塗り替えられるゆえん。

京都駅を通らないので大勝利、とおもっている反対派のそこのあなた、多分、新駅は利便性が悪いとかで京都市営地下鉄の地下鉄路線延伸で、新幹線新駅と地下鉄で結ばれる事にはなると思いますよ、不便だし。

町衆の街京都、結局は普段の利便性を追い求めて、こういう外見になったのであって、このあたりが、利便性よりも見た目重視できた鎌倉とか奈良との違いだと思うのだ、地下水いうて、ここまでは地下鉄で来たのだし。

烏丸通とむすばれる四条烏丸から、一つ一つ道すじ沿いに山鉾が並ぶ様子を見てゆきます、驟雨の予報があったからか、山鉾の象徴というべきタペストリーはカバーが掛けられているのが、まあ、そんなところか。

室町通、新町通、西洞院通、四条通から北に向かって通りが進むとともに、やはりといいますか、山鉾が道を塞ぎ、この界隈にも伝統工業はじめ製造業など、オフィスビルもあるのですが、この時期は祇園祭優先に。

錦小路通、蛸薬師通、六角通、三条通、何となく個人的に通りの名前で美味しいお店の方が先に浮かぶのはご愛敬ですが、京都は通りの名前を覚えておくと云々、という感じで中心部はこの道狭しと歴史風情が続く。

三条通まで、京都の中心部は京都大改造や幕末の戦火の影響を大きく受けた関係で、その様相は近代的となっていますが、意地でも祇園祭で祭事祭礼を共有するという意味では、やっぱり、古都なのだとおもうのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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