■防衛フォーラム
今回は海軍関係の話題を横須賀とかで撮った写真とともに。

■海上自衛隊の護衛艦もがみ型のニュージーランド海軍への提案が本格化しています。ニュージーランド海軍はオーストラリア海軍がアンザック級フリゲイトを導入した際に同型艦を導入し、テカハ級フリゲイトとして2隻を運用しています。しかし、導入は1990年代であり、老朽化が深刻となっているとのこと。

イギリス製フリゲイトなどを念頭としていますが、もがみ型護衛艦であれば、その拡大改良型をオーストラリア海軍が導入することとなっており、またオーストラリア国内での建造も行われることから維持部品や予備部品の調達などが比較的容易となり、また、少人数で運用できる割りには航続距離が長いなど、利点があります。

■イギリス海軍の空母プリンスオブウェールズが航行中に故障しました、これはNATOが北欧で実施した対潜演習ダイナミックマングース参加へノルウェーへ展開した際のことで、プリンスオブウェールズはそのままノルウェーのスタヴァンゲル沖に停泊したとのこと。艦内の応急工作班では対応できない損傷となり、部品取りよせをおこなうもよう。

クイーンエリザベス級空母二番艦のプリンスオブウェールズは一番艦と並んで呼称がたびたび発生しており、2022年には推進装置のシャフト部分のかみ合わせ部分が欠損し、長期間にわたり航行不能となり、一番艦とともに岸壁の女王、つまりずっと岸壁に係留されたままという状況が揶揄されていました。

プリンスオブウェールズは速力を落とせば航行は可能との事ですが、故障部位は予備部品を交換せず航行した場合は他の区画の破損に繋がる懸念があるとの事で、イギリス本土から予備部品を取り寄せ、復旧させるとのこと。計画では演習後、デンマークのコペンハーゲンを親善訪問する計画でしたが、この事故により中止されています。

■ロシア海軍のキーロフ級ミサイル巡洋艦アドミラルナヒーモフの修理状況について、ロシア海軍は弾度目の試験航海を実施したとしています。キーロフ級はソ連時代に建造されたソ連海軍の切り札というべき原子力巡洋艦で、強力な水上打撃力と艦対空戦闘能力をそなえています。しかし、ソ連崩壊後は大きすぎる船体を運用する事が出来ません。

カリーニン、として1983年に起工したアドミラルナヒーモフは1988年に竣工、1983年起工の護衛艦といえばミサイル護衛艦はたかぜ、ただし1986年に竣工していますので、1988年に竣工した護衛艦といえば、練習艦しまかぜがちょうど1988年竣工です。4隻建造されたキーロフ級の内、現役艦は2隻のみとなっています。

アドミラルナヒーモフとともに、4番艦ピョートルヴェリーキイは1986年起工というものの1998年竣工、こちらもまともに動いていませんが、航行中にプーチン大統領が乗艦した事例があります。アドミラルナヒーモフは1999年から修理が開始され、ようやく2024年に、公試を実施、しかし未だ完了せず、2026年を迎えています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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