2005-01-01から1年間の記事一覧
海上自衛隊は、機動運用部隊である護衛艦隊の運用を、八八艦隊と位置づけ、護衛艦八隻、ヘリコプター八機を基幹とする護衛隊群の四個体制整備を進めてきた。 八八艦隊の内訳は、ヘリコプター護衛艦を旗艦として、ミサイル護衛艦二隻からなる護衛隊、そして汎…
■部隊比較 AFV比較という考え方がある、90式戦車とK-1戦車、M-1A2戦車とT-80U戦車、どちらが優れているかという考え方だ。 しかし、例えばアジェンジャー野戦防空システムとZSU-23シルカ自走高射機関砲を比較したとしよう。当然、専用兵器のシルカに軍配が…
自民党の新憲法案が提出され、与党である自民党と第二勢力を誇る民主党との安全保障や国家体制への政策方針において共通点が見られることから、いよいよ憲法改正論議が本格化している。 憲法改正について、最も大きなテーマとなるのは『憲法九条 戦争放棄』…
陸上自衛隊の駐屯地や航空自衛隊の航空機にへ赴いた方は、恐らく一度は基地に入り口や資料館の隣あたりで展示されている退役装備をご覧になっただろう。 駐屯地祭や航空祭という現用の最新鋭装備が並ぶ中で、いかにも古めかしい61式戦車やF-86戦闘機といっ…
かなり前になるが、かわぐちかいじ氏の漫画『沈黙の艦隊』という作品があった。日本初の攻撃型原子力潜水艦が公試中に突如反乱を起こし、独立国“やまと”と宣言、追撃するアメリカ海軍やソ連海軍と戦う海洋潜水艦作品であった。 この作品中に、反乱した潜水艦…
12月8日は、帝國海軍が第二次世界大戦に制式に参戦した真珠湾攻撃・マレー半島上陸の日である。 同時に、小生の誕生日である。 閑話休題、開戦記念日ということでわが国の長期的対外政策、即ち国家戦略について少々述べたい。 わが国は、兵法においてドイ…
先日、中国の大阪総領事講演会に出席する機会を得、改めて日中の基本的思考体系の隔たりを痛感させられた。 さて、日中問題に関して最大のネックとなるのは東シナ海資源開発を通じた島嶼部防衛であろう。島嶼部の一部でも占領される事態となれば、わが国排他…
現在陸上自衛隊では、主力装甲車として軽装甲機動車の配備が急速に進展している。 年間100輌以上の調達が為される軽装甲機動車は高機動車と同じように大量配備が為され、全国の普通科部隊装甲化を迅速に進展させている。乗車戦闘を第一に開発された軽装甲…
某駐屯地の資料館に“それ”はあった、第二次大戦中の英国製対戦車火器PIATにも似たその展示品は、試製てき弾銃と銘打たれていた。これが“あの”擲弾銃か、思わず夢中でシャッターを切った。 さて、冷戦時代において、陸上自衛隊の最重要課題は、北海道北部、石…
京都の清水寺は毎年、紅葉シーズンに夜間特別拝観を実施しており、その美しい紅葉と夜景は観光客に大変好評である。 今回は、先週木曜日に展開した際の写真を何枚か提示したい。 夜間撮影は露出やカメラの固定がアングル以上に困難であり、シャッター速度を…
先日のパキスタン大地震では航空自衛隊の輸送機に陸上自衛隊の多用途ヘリを搭載しての初の海外派遣が行われたが、昨年のスマトラ島沖津波災害など、近年自衛隊による人道支援や国際貢献任務が増加しており、特にスマトラ島津波災害への緊急人道支援では陸海…
米軍再編問題と米国産牛肉の輸入再開を首脳会談において議論すべくブッシュ大統領が15日から16日にかけて訪日したことは周知であるが、あれから一週間、これを契機として幾つかの政策決定が為されたようである。 厚木基地の第五空母航空団艦載機が広島県…
陸上自衛隊の実弾訓練や空砲を用いた訓練展示にあって最も見せ場となるのは発砲の瞬間を撮影した時である。まさに砲口から発砲の際に発射ガスが空気と交じり合った瞬間に明るい焔となるのを砲焔という。 写真は伊丹駐屯地における訓練展示の際の写真だが、文…
十一月三日は例年晴天の日が多く、埼玉県入間市に所在する航空自衛隊入間基地では例年この日に航空祭が開催されている。 入間基地は朝鮮戦争において米空軍の訓練拠点としての地位を有し、今日では航空自衛隊の中部日本防空の拠点として、また資材補給の拠点…
先日の岐阜基地航空祭は、あいにくの大雨であったが、様々な方のお話や、Web上での体験談を聞くうえで印象的な事が、故障などを契機とするデジタルカメラの防水についてである。 何分、通常型の銀塩カメラと比して耐水性を犠牲にしているデジタルカメラは…
十一月一日に展開した海上自衛隊横須賀基地についてですが、鋭意停泊艦艇に関する情報を収集しており、詳報については今しばらくお待ち下さい。 横須賀基地には「むらさめ」型護衛艦二隻、ヘリコプター護衛艦「しらね」、「はたかぜ」型ミサイル護衛艦、「た…
今回は、先日の首都圏取材の関係で厚木基地のことをお伝えしたい。厚木基地は正式な取材申請を行うのではなく、周囲から散策という形であったため、写真の不鮮明さはご容赦いただきたい。 11月2日、米軍再編問題などに関する調査研究を行った際に、様々な…
11月6日、岐阜県にある航空自衛隊岐阜基地において、航空祭が開催された。 今回はその短報をお伝えしたい。 岐阜基地には、新型航空機の運用試験や従来の機体に関する装備品開発の実験を行う飛行開発実験団が展開している。したがって、岐阜基地には航空…
神奈川県横須賀市には、100年前の日露戦争における殊勲艦『三笠』が永久保存されている。 今回は11月1日にこの記念艦を訪れる機会があり、その様子をお伝えしたい。 戦艦三笠は、東郷平八郎連合艦隊司令長官の乗艦であり、ロシア太平洋艦隊・バルチッ…
10月31日から11月3日にかけ、公用(?)で首都圏に展開し、積極的に取材活動を展開した。今回は、この中で本ブログ掲載に差障りの無いものを掲載したい。 京浜急行横須賀中央駅を下車し、数百㍍の距離にある三笠記念艦は、日露戦争における連合艦隊旗艦…
2005年9月11日、滋賀県高島市にある陸上自衛隊今津駐屯地において、駐屯地創設記念式典が行われた。 今津駐屯地は第三戦車大隊及び第十戦車大隊の駐屯する戦車部隊の一大拠点で、日本原駐屯地(第13戦車中隊)とならび中部方面隊管区における機動打撃…
北大路機関の広報についてです。 今年度の富士総合火力演習、既に掲載しました前段演習に引き続きまして、後段演習の詳報を間もなくお伝えいたします。 今津駐屯地詳報に関しましても今しばらくお待ち下さい。約80輌の74式戦車と8門の榴弾砲が繰り広げ…
陸上自衛隊第十師団の創設記念式典が愛知県名古屋市の守山駐屯地にて行われた。 第十師団とは、中部方面隊隷下にあり、東海北陸地方の陸上防衛と災害派遣任務に責任を負っている。 隷下には第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第14普通科連…
陸上自衛隊では、現在、普通科部隊の装備する機関銃を22口径に統一すべく調達を継続中である。 しかし、30口径機銃を新規に調達する必要があるのではないかとの立場から、議論を展開したい。 22口径とは、0.22吋、即ち5.56ミリ口径を意味し、S…
現在、陸上自衛隊には生産中ものも含めAH-64D戦闘ヘリ×4 AH-1S対戦車ヘリ×89 OH-1観測ヘリ×18 OH-6観測ヘリ×162 CH-47J/JA輸送ヘリ×50 UH-60JA多用途ヘリ×23 UH-1J/H多用途ヘリ×158 のヘリコプターを運用中である。 これらのヘリコプターは、…
パキスタン大地震に関連して、わが国も航空自衛隊を人道支援のために派遣した。 小牧基地航空祭の前日に生起した地震に対しての派遣であり、航空自衛隊の即応性を垣間見た次第である。 今回の派遣において特筆すべきは、陸上自衛隊第五旅団(帯広)の中隊規模…
10月9日、愛知県小牧市にある航空自衛隊小牧基地において、航空祭が実施された。小牧基地には第一航空輸送隊や第五術科学校、そして小牧救難隊などの部隊があり、特に国際平和維持活動や国際人道支援派遣に欠かせない輸送機C-130Hがわが国で唯一配備され…
阪神基地隊を述べる前に、海上自衛隊掃海部隊に関する説明を行いたい。 大日本帝國最後の年となった昭和20年、本土決戦の準備を着々と進める日本に対して、連合国側は、海上封鎖による食糧供給の断絶を通してわが国の継戦能力を削ぐ観点から、航空機や潜水…
八日から九日にかけて展開した阪神基地隊見学・小牧基地航空祭観覧の短報をお伝えしたい。 阪神基地隊とは、呉地方隊の隷下にあり、兵庫県神戸市に基地を構え、紀伊半島西岸から四国島東岸にかけての地域の防衛に責任を持つ部隊で、阪神基地には第42掃海隊…
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