2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
■旧官幣大社,松尾大社探訪 京都、その街並みは洛中洛外で様相を一変するとは今は昔、しかし、嵐山まで歩みを伸ばせば、やはり一風風情は模様替えします。 松尾大社、京都の静寂を冷涼と共に湛える西京区嵐山、そして桂に至る嵐山宮町に境内を敷く神社です。…
■突発的限定攻撃のリスク 朝鮮半島情勢、一時は明日にも限定攻撃という懸念がありましたがその懸念は多少払拭されたものの、北朝鮮のミサイル演習は続き日本海にはミサイルが着弾、ここで懸念するのは突発的に限定攻撃が開始される事です。 朝鮮半島有事が勃…
■情報漏洩は国家の致命的問題 アメリカ情報漏洩問題、続いています。日本も過去、大韓航空撃墜事件に際し自衛隊の情報網を暴露され危機的状況に陥りました、この問題の概要と深刻度を考えてみましょう。 トランプ大統領のロシアラブロフ外相とのホワイトハウ…
■平和国家としての将来の教訓 海軍記念日特集を昨日の海軍記念日の前篇に続く後篇として、歴史の教訓を振り返ってみましょう。 海軍記念日とは日本海海戦での勝利を背景に、日本が国力として全く及ばないロシアとの戦争へ辛勝に繋がる端緒を掴んだ転換点であ…
■日本海海戦と海軍記念日 本日は海軍記念日です。この記念日に併せ、歴史を少し振り返ってみる事としましょう。 海軍記念日、日露戦争、日本海海戦の日です。1905年5月27日、日本海軍は日露戦争の天王山、奉天方面での後世に先んじ、欧州方面のロシア海軍バ…
■自衛隊関連行事 海軍記念日が明日祝われる前夜、海軍記念日の由来である日本海海戦、その日本海へ毎週日曜日に北朝鮮が弾道ミサイルを撃ち込む中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 美保基地航空祭2017,C-1輸送機の第3輸送航空隊が展開する日本海沿岸の航空…
■第9師団が任務完遂帰国 自衛隊UNMISS派遣施設隊の第9師団派遣部隊最後の一陣が南スーダンを出国、27日に帰国します。無事任務完了を果たせそうですね。 自衛隊UNMISS派遣隊、撤収が完了です。事実上の内戦状態や事実上の戦闘状態が各所で展開される中、…
■六角堂,常に古く常に新しい 頂法寺六角堂、京都と云えば平安遷都から貴族文化と共に歩みをすすめましたが、この御堂とその街の発展は今日の京都へと転換させた始まりの場所の一つといえるかもしれません。 六角堂、京都の中京区は六角通東洞院に鎮座する秘…
■英マンチェスターテロ発生 自衛隊法78条には、一般の警察力をもっては治安を維持することができない状況において治安出動命令を発令できる、という条文があります。 イギリス中部のマンチェスターで22日夜、日本時間の本日朝コンサート会場付近が自爆テロ犯…
■北極星2型弾道ミサイルの発射 北朝鮮は昨日21日に北極星2型弾道ミサイルの発射実験を行いました、火星12型弾道ミサイルとあわせ二週間連続の発射実験となります。 火星12型弾道ミサイル、先週日曜日に発射され短距離を長時間の飛翔時間を経て落達したこと…
■陸上自衛隊,空中機動の威力 木更津駐屯地創設45周年航空祭,第五回は前回に引き続き訓練展示の様子と、AH-1S機動飛行の迫力とともにヘリコプター団の歴史と自衛隊航空史をお伝えしましょう。 第1ヘリコプター団の新しい歴史は2007年に新編された中央即応…
■G.98J-11戦闘機内定 F-104かG.98J-11か、創隊と同時に供与されたF-86に続く航空自衛隊最初の主力戦闘機選定は、その決定過程が一考の余地を豊富に含み様々な見解と研究へ展開していますが、今回は空母という視点から。 G.98J-11戦闘機、F11F-1Fスーパータイ…
■自衛隊関連行事 自衛隊行事特集です。梅雨入り前ながら天候は初夏の様相、しかし乾いた大気に青葉と風が心地よい昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 静浜基地航空祭2017、静岡県焼津市の航空自衛隊基地で海軍航空隊藤枝基地として1944年に開庁し、…
■国家規模災害という有事へ 鉄道、という部分から災害輸送を考えてみましょう。東日本大震災では実際、貯油施設の被災により京浜地区から被災地へ日本海縦貫線を経由する燃料輸送救援列車が運行されるまで防災組織でさえも燃料確保に難渋しました。 大規模災…
■掛川城,二之丸御殿探訪 掛川城、今回は二之丸御殿を探訪しつつ、この城郭を襲った巨大地震と過酷な震災を乗り越えた掛川の方々の熱意を紹介しましょう。 掛川城二之丸御殿は重要文化財に指定されています。掛川城は東海道の要衝掛川にて、応仁の乱前夜の駿…
■世界同時サイバー攻撃発生 世界同時サイバー攻撃が発生しました、ホワイトハウスのボサート大統領補佐官が記者会見で示したところでは15日朝の時点で被害は150ヶ国30万件以上に上るとのこと。 サイバー攻撃は規模によっては武力攻撃事態に含まれる規…
■鉄道輸送需要と旅客数 JR北海道を取り巻く厳しい実情はこれまでに掲載しましたが、沿線人口と鉄道旅客数という視点からこの視点を更に見てゆきましょう。 北海道の主要10都市は札幌市1,914,434 名、旭川市347,275名、函館市279,110名、釧路市181,206名、苫…
■蒼空爆闘!F-2支援戦闘機 F-2戦闘機、支援戦闘機の名の下開発された先端技術の結晶が蒼空を舞台に爆闘の迫力を叩きつける瞬間を紹介しましょう。 築城基地航空祭、F-2戦闘機が群青の大空を背景に機動飛行や模擬対地攻撃と編隊飛行に勇躍羽ばたき見事な展示…
■検証:対潜空母研究と航空機 はるな建造以前にあったとされる対潜空母研究について、S-2艦載哨戒機導入という装備計画と共に、その具体性を再検証してみましょう。 海上自衛隊がヘリコプター搭載護衛艦はるな建造以前に幾つかの航空母艦や洋上航空機運用拠…
■自衛隊関連行事 原子力空母ロナルドレーガン横須賀出港、フランス大統領選サイバー攻撃、ゴールデンウィークが遂に終わる、という激動の情勢変化の最中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今週末最大の自衛隊関連行事は第3師団創立56周年千僧駐屯地創設66周…
■邦人救出5万7000名 朝鮮半島有事と我が国への影響、この問題は対岸の火事ではなく、多くの邦人が隣国韓国に居留している一点から、当事者の一端を担う命題との認識が必要でしょう。 朝鮮半島有事に際して、第一の問題となるのは在外邦人保護です。自衛隊の…
■掛川城,歴史大河の舞台 第8師団祭に併せ、被災した熊本城を探訪しました。心痛む情景ですが、今回は東海地震の巨大災害が相次ぎ襲う掛川城が地震被害を克服した歴史を紹介しましょう。 掛川城、東海道の要衝は遠江国佐野郡掛川の防衛を担う城郭です。山内…
■被災地孤立を回避する方策 鉄道に軸を置いて検証しました前回に引き続き、南海トラフ地震による公共交通基盤や道路網へのダメージコントロールという視点からみてみましょう。 大規模災害を想定する場合、鉄道輸送能力をどの程度迅速に復旧するかを踏まえて…
■フランス大統領選二〇一七 フランス大統領選二〇一七、極右と中道の全面対決の構図となりました。 フランス大統領選決選投票は7日に実施され日本時間今朝未明までに、マクロン氏が2075万3797票で66.1%、ルペン氏が1064万4118票で33.9%、と票を獲得し、圧…
■中央即応集団模擬戦闘展示 木更津駐屯地創設45周年航空祭、第1ヘリコプター団と第1空挺団の協同によるヘリボーン戦闘訓練展示の様子を紹介しましょう。 木更津駐屯地祭で主役の一翼を担うのは第1ヘリコプター団と共に第4対戦車ヘリコプター隊です。第4…
■5.07:フランス大統領選2017 佐世保へフランス海軍強襲揚陸艦がイギリス海兵隊と共に入港し、日仏英の共通安全保障枠組へ進むなか、明日、フランスでは大統領選が決選投票を迎えます。 フランス大統領選の決選投票、いよいよ明日日曜日となりました。アメリ…
■自衛隊関連行事 ゴールデンウィーク最盛期です。初夏を実感する清々しい気候の中、皆様、いかがお過ごしでしょうか。 大津駐屯地祭、中部方面混成団が駐屯しています。混成団は2008年に第2教育団を拡大改編し、中部方面隊隷下師団及び旅団の即応予備自衛官…
■長期航空戦想定の拠点航空施設 航空防衛力、戦略航空拠点成田国際空港の構想を提示しましたが、今回はこの運用に当たる臨時資材統制隊案という視点から考えてみましょう。 国際空港を戦略補給物資の集積拠点とする、この場合に必要な措置についてですが、第…
■特別企画:憲法記念日 日本国憲法、憲法記念日です。一年に一度、日本国憲法について深く考えてみる事としましょう。 本日は憲法記念日です。憲法とはConstitution、その国の構造を示すもの。70年前の今日、日本国憲法が制定されました。日本国憲法について…
■国連朝鮮半島平和維持活動 北朝鮮を巡る日本海と朝鮮半島の緊張、これは北朝鮮が核放棄を決断しない限り解消しない問題でしょう。しかし、朝鮮半島有事が現実のものとなった場合、何が起こるのか。 例えば多くの視点は日本へ何発ミサイルが飛来するのか、日…