2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
◆ソ連太平洋艦隊巡洋艦部隊への対抗策 備忘録的なものですが、資料解析とともに気づいた話から。 海上自衛隊は第四次防衛力整備計画に続くポスト四次防において、巡洋艦を建造する構想を立てていた、部内検討かその域をでないものかはもう少しいろいろと調べ…
◆自衛隊関連行事 いよいよ六月を迎えようという中、日中関係の摩擦が高まっているところですが、今週末の自衛隊関連行事について。 今週末は様々な自衛隊関連行事があり、師団行事や旅団行事に戦車部隊行事から航空祭まで一通り紹介しましょう。師団と旅団行…
◆救難航空部隊妨害攻撃への自衛権行使 政府は平時と有事の境界線にあたるグレーゾーン事態に対する自衛隊の行動検討を開始しました。 グレーゾーン事態対処、自衛隊の出動と言えば、自衛隊法第七十六条に基づく防衛出動、自衛隊法第七十八条に基づく治安出動…
◆日米豪の環太平洋防衛協力を示す機会 読売新聞などが防衛省からの情報として報じたところによれば、先日紹介したパシフィックパートナーシップ2014への参加へ、自衛隊が輸送協力を行うとのことです。 海上自衛隊は輸送艦おおすみ型の、くにさき、を訓練…
◆イージス艦八隻&全通甲板護衛艦八隻 本日は海軍記念日、日露戦争、日本海海戦に勝利し制海権を維持し講和への大きな躍進となった記念日です。 我が国は日露戦争へ、戦艦六隻と装甲巡洋艦六隻から成る六六艦隊を明治期に整備し、ロシア海軍へ挑みました。そ…
◆軍の現場が暴走と弁明、これでは政治交渉は不能 中国軍機異常接近行動について、本日も掲載することとしましょう。日本政府が抗議し、中国外務省が軍の現場が暴走と弁明しました。 菅官房長官は本日午前の記者会見において中国軍機異常接近行動を一歩間違え…
◆その背景は?警戒飛行中のOP-3CとYS-11EAへ 防衛省によれば、24日、東シナ海公海上において海上自衛隊機及び航空自衛隊機へ中国戦闘機が異常接近する事案がありました。 東シナ海洋上では、日中の国連海洋法条約に基づく等距離中間線を基準とした排他的経…
◆グローバルホーク、環太平洋が舞台 NHKによれば配備計画が進められていた米空軍三沢基地のRQ-4グローバルホーク無人偵察機の第一機が24日、三沢基地へ到着したとのことです。 RQ-4,残念ながら手元に写真がありませんが、非常に大型で、監視範囲と滞空時間…
◆自衛隊関連行事 特定の花粉に影響がある方、一番辛い時期ですが皆様如何お過ごしでしょうか。 今週末の自衛隊関連行事ですが、北海道と九州で師団行事、西日本と東日本で方面直轄の団創設記念行事があるほか、九州と首都圏近郊にて航空祭が行われます。普通…
◆対馬警備隊と同等の400名規模を複数配置 朝日新聞によれば、武田防衛副大臣は南西諸島防衛に関する警備部隊新編に向け、奄美市の朝山市長と瀬戸内町の房町長らと会談を行いました。 奄美市と瀬戸内町は奄美大島にあり、防衛省は南西諸島の島嶼部防衛を強…
◆人員230名・NPO職員12名と輸送艦・輸送機派遣 防衛省によれば、自衛隊は6月6日より実施されるパシフィック・パートナーシップ2014へ部隊を派遣することとなりました。 パシフィック・パートナーシップは民主党鳩山政権時代より自衛隊を友愛ボー…
◆陸海空自衛隊3000名が参加 防衛省によれば自衛隊は6月2日より平成26年度自衛隊統合防災演習を実施するとのこと。 この演習は震災発生時の自衛隊の対処能力と頭語運用能力の強化を期して実施され、陸海空自衛隊の幕僚監部、陸上自衛隊各方面隊、中央…
◆南西諸島防空とシーレーン維持を強化 先日、それ以前にもですが本ブログのコメントにて我が国の航空防空体制をどう考えるべきか、というお話を頂きました。 Weblog北大路機関、陸上防衛については機甲師団と首都防衛部隊を除く全ての師団を機動旅団に再編し…
◆快晴に恵まれた第三師団記念行事の二日間 本日も昨日の予行に続いて実施された千僧駐屯地祭、その本番へ行ってまいりました。 第三師団は、師団司令部を伊丹市千僧に置き、三個普通科連隊と特科隊に戦車大隊と施設大隊及び後方支援連隊や飛行隊等を中心とし…
◆CC-X選定にPowerShotG-16 本日、千僧駐屯地祭予行一般公開へ行ってまいりました。本番は明日一般公開されます。 砂塵巻き上げるNBC偵察車の迫力、今回観閲行進へは二両が参加し訓練展示ではNBC状況を想定した偵察任務を展開、各種センサーの可動を展示し、…
◆自衛隊関連行事 初夏の兆しか梅雨の兆し、日替わり暦という風情のなか皆様如何お過ごしでしょうか。 今週末の自衛隊関連行事ですが喧噪と活気の渦中へ臨まれる方は市街地の師団創設記念行事、静寂と神秘性を求められる方は郊外はは秘境の防空監視所記念行事…
◆現状追認型の限定的な行使容認目指す 安倍総理は本日、首相官邸記者会見において安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会報告書提出を受け、集団的自衛権行使容認へ向けての検討を進める旨を表明しました。 集団的自衛権行使容認へ向けての検討を進める、…
◆大型すぎるが海上自衛隊の運用基盤を強化 UH-X,国内に運用基盤がある航空機を挙げて行く末に出てくる、少々大きいですが、その候補の一つとして挙げたい航空機はAW-101です。非常に大きな機体ですが、その分汎用性が大きい。 AW-101は海上自衛隊の掃海輸送…
◆第3師団と交代、事実上内戦状態の南スーダンへ 防衛省によれば、南スーダン派遣施設隊第六次隊が編成、23日より順次出発するとのことです。 第六次派遣部隊は、帯広の第五旅団を基幹圧して編成、指揮官を第六普通科連隊長野村昌二1佐とし、400名を以…
◆水陸両用作戦に関する検討を更に進めるべき 北大路機関では、年度末に全国の師団近代化維持政策への提案として、装甲機動旅団・航空機動旅団、という提案を行いました。 装甲機動旅団と航空機動旅団を以て広域師団を編成し、各方面隊に方面直轄部隊や地域警…
◆PowerShotG-9予備役招集と次期CC-X 大津駐屯地祭へ行ってまいりました、EOS-7DとEOS-50Dの写真は未整理ですので、G-9での写真をお送りします。 中部方面混成団創設7周年記念、年度末に第10師団より即応予備自衛官基幹の第49普通科連隊が中部方面混成団…
◆陸海空自衛隊1330名が参加し27日まで 防衛省によれば本日より27日までの日程で平成26年度国内統合訓練(実動訓練)が開始されました。 平成26年度国内統合訓練(実動訓練)は、我が国島嶼部への武力攻撃が実施されたことを想定し島嶼部防衛に関…
◆自衛隊関連行事 今週末は関西の自衛隊関連行事と関東の米海兵隊行事が一騎打ち。 明日土曜日、滋賀県の陸上自衛隊大津駐屯地において中部方面混成団創設記念行事が行われます。教育部隊である第2教育団と即応予備自衛官部隊を統合した混成団で今年から新た…
◆我が国シーレーン上の重大関心事 南シナ海は我が国の重要なシーレーンが通る生命線の一つですが、昨日からこの海域の緊張が一挙に激化しつつあります。 我が国は3.11以降政治的要請から原子力発電を順次停止し、産業は化石燃料に依存する形で復興と防災…
◆General Frank S. Besson-class LSVの提案 戦車輸送車か車両輸送船か、本日はこの話題について。 重装備を保有したとしても輸送をどうするのか、戦略機動能力が大きな装輪装甲車であっても道路運送車両法を越える大型車両ではそのまま輸送できません、例え…
◆鉄道輸送・艦船輸送の比重強化も必要 技術研究本部装輪装甲車改(96式装輪装甲車後継)、前回の話題をもう少し。 技術研究本部装輪装甲車改(96式装輪装甲車後継)は、8輪式構造を採る、とした以外大まかな仕様などは明示されていませんが、この上で現在特…
◆新装甲車は8輪式、2018年の完成目指す 朝雲新聞によれば、防衛省技術研究本部は装輪装甲車改の開発へ今年度から着手し30年末までに完成させるとしました。 装輪装甲車改は現行の96式装輪装甲車の後継車両として開発され、各種脅威下での戦闘支援や…
◆集団的自衛権論争への視点を中心に 憲法記念日を無事終えまして、いくつかの視点について本年も考えてみる事とします。 集団的自衛権に関する討議が今年の憲法記念日における象徴的な事例としてメディア等に取り上げられましたが、この点、そもそも個別的自…
◆LARC-V水陸両用5tトラック LARC-V、Lighter, Amphibious Resupply, Cargo, 5 ton、水陸両用5tトラックというべき装備が米海兵隊等に配備されています。 防衛用水陸両用車両技術に関する調査研究、として2011年に防衛省が競争入札を実施した際、防衛…
◆自衛隊関連行事 五月に入りました、新緑の季節は急ぎ過ぎる桜花の季節よりも落ち着きがあって物事を熟考するには良い季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今週末の自衛隊関連行事ですが、実のところ自衛隊関連行事は海上自衛隊基地の一般公開程度で、主た…