北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室&鞍馬研究室,2005年7月29日創設の防衛安全保障専門Weblog

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

集団的自衛権論争への懸念、無理解と無関心の循環が積層化し誤解を生む

◆説明と関心喚起する長期的な努力が必要 集団的自衛権論争について、メディアを中心に様々な論点が提示されていますが、本日はこの点について一つ。 批判的に扱うメディアを中心に、読者や視聴者の声、として世論を伝える体裁を採り、実のところ誤解に依拠す…

平成26年度協同転地演習(師団等転地) 中部方面区~北部方面区、第10師団基幹で開始

◆人員3200名・車両1100両が参加 防衛省によれば、6月26日より平成26年度協同転地演習(師団等転地演習)が開始されました。 協同転地演習とは、旧称北方機動演習、かつてはオーロラ演習とも呼ばれ、冷戦時代に北海道への軍事脅威が増大した際など…

第1特科団創設62周年記念北千歳駐屯地祭(2013.06.28) PowerShotG-12/G-16撮影速報

◆北部隊、として親しまれる日本最大特科部隊 本日、北大路機関800万アクセス突破記念、というわけではありませんが、北千歳駐屯地創設記念行事へ展開してまいりました。 北千歳駐屯地は東千歳駐屯地の第7師団が機甲師団編制にて日本最大の戦車部隊である…

平成二十六年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2014.06.29・06.30)

◆自衛隊関連行事 首都圏と九州に猛烈な雹と豪雨をもたらした梅雨ではありますが、地域によっては当方のように梅雨を実感しないまま迎えたのが六月の末です。 今週末最大の自衛隊関連行事は第1特科団の駐屯する北千歳駐屯地祭です。第1特科団は、陸上自衛隊…

御高覧感謝!8000000アクセス!、6月25日:Weblog北大路機関800万アクセス突破

◆OCN-WEBLOGと共に歩んだ北大路機関 25日未明、Weblog北大路機関は2006年10月のアクセス解析開始以来800万アクセスを突破しました。 OCN-WEBLOGのサービス開始は2004年3月、Weblog北大路機関の運用開始は2005年7月29日でした。惜しむ…

榛名防衛備忘録:グレーゾーン事態を考える⑤ 国際人道支援任務と人道危機対処

◆保護管轄権行使を強いられた際どうするか? 保護管轄権をどうするか、ロメオ・ダレールの著書は国際政治を学ぶ学部生では多く知られていますが、彼が問うた難題への我が国での回答は未だ導き出されていません。 国際平和維持活動の人道支援任務に際し、現在…

平成26年度第1回護衛隊群米国派遣訓練、イージス艦こんごう以下8隻が参加

◆第1護衛隊群、即応体制移行への訓練総仕上げ 海上自衛隊によれば、明日より第1護衛隊群が参加しての平成26年度第1回護衛隊群米国派遣訓練が開始されます。 平成26年度第1回護衛隊群米国派遣訓練は現在第3護衛隊群司令とともに部隊を派遣中の環太平…

榛名防衛備忘録:装甲機動旅団案・航空機動旅団案は形を変えた現行編制旅団の新配置

◆相互近代化旅団・即応近代化旅団と共通 年度末から新年度に掛けて提示しました陸上自衛隊に基幹部隊に関する提案について。 現在陸上自衛隊は戦車や自走榴弾砲などの重装備を重視した総合近代化師団と総合近代化旅団を北海道に集中させ、本州以南には重装備…

日米の防衛への認識の相違はないか? 集団的自衛権論争とイラク・クリミア問題

◆最悪の場合、日本主体の集団的自衛権行使も 我が国の防衛ですが、昨今のアメリカによる軍事力行使の現状を見た場合、ある種根本から再検討を強いられることとなるやもしれない、そんな印象を危惧として感じるようになりました。 イラクにおけるISIL攻勢に対…

平成26年度実機雷処分訓練、硫黄島周辺海域にて機雷戦艦艇9隻・航空機を以て開始

◆700名が参加、6月29日まで実施 防衛省によれば平成26年度実機雷処分訓練が硫黄島周辺海域にて開始されたとのこと。 訓練は掃海隊群司令岡浩海将補を訓練統裁官とし、掃海母艦うらが、ぶんご、掃海艇えのしま、ちちじま、すがしま、のとじま、いずし…

平成二十六年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2014.06.21・06.22)

◆自衛隊関連行事 空梅雨の認識新たに、青空の下の紫陽花が映える今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。 今週末の自衛隊関連行事ですが道北と言いますか特に第2師団管区、少々の道央に集中する自衛隊関連行事と北富士に四国の行事、という少々変則的な行…

ユーロサトリ2014国際兵器展へ国内12社出展、三菱重工は新型装輪装甲車模型を出展

◆防衛装備品輸出に関する温度差とともに 現在フランスで実施されているユーロサトリ2014国際兵器展に我が国から12の防衛産業が出展しています。 三菱重工は新型装輪装甲車模型を出展し、輸出などの試作は政府方針に基づくことという原則を提示している…

平成26年度陸上自衛隊米国派遣訓練、RIMPAC2014水陸両用訓練に陸上自衛隊が参加

◆西部方面総監部・西部方面普通科連隊等派遣 防衛省によれば陸上自衛隊はRIMPAC2014に合わせ平成26年度米国派遣訓練を実施する、とのこと。 多国間海軍合同演習であるリムパック2014へは現在海上自衛隊よりヘリコプター搭載護衛艦いせ、ミサ…

榛名防衛備忘録:グレーゾーン事態を考える④ 必然的に拡大する邦人救出任務範囲

◆邦人経済活動と自衛隊任務範囲の欠缺 グローバリゼーションという単語が持て囃された時代から暫く。邦人の経済活動範囲は以前に増して広域化しています。 こうした経済活動ん広域化と共に有事の際の邦人救出任務、この活動範囲は文字通りグローバルに展開し…

C-2輸送機 初号機&二号機同時試験飛行 部隊試験に向け次期輸送機飛行試験進む

◆PowerShotG-16撮影速報 本日、岐阜基地へ行ってまいりました。このなかでC-2輸送機について、EOS-7DとEOS-50Dの写真は整理中ですのでPowerShotG-16写真にて取り急ぎお伝えしましょう。 C-2輸送機初号機、岐阜基地へ着陸すべく進入。その後方に見えるのはC-2…

イラク武装勢力ISIL攻勢、アメリカ海軍が空母ジョージHWブッシュ戦闘群をペルシャ湾派遣へ

◆大統領命令無ければ航空攻撃は不実施 報道などによれば米海軍はアラビア海を行動中の空母ジョージHWブッシュ戦闘群をペルシャ湾へ派遣することとなったようです。 これはヘーゲル国防長官命令によるもので、ペルシャ湾からの即座の航空攻撃は実施せず、数…

イラク過激派ISIL攻勢へ、北部制圧と首都へ向け南下 迅速な米軍介入が必要

◆このまま放置すれば破綻国家化と長期化 イラクの武装勢力イラクレバントのイスラム国(ISIL)の攻勢が激化しています。 ISILはイラク北部において活動を活性化させたのち、北部の主要都市であるモスルやティクリートをその制圧下に置き、イラク軍及び治安部…

平成二十六年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2014.06.14・06.15)

◆自衛隊関連行事 十三日の金曜日、しかし例の映画の放映は無くBSで恐怖の報酬に心踊らされた今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。 第2師団創設64周年記念行事旭川駐屯地祭、今週末の最大の行事は道北を防衛警備管区とする陸上自衛隊の精鋭、第2師団…

中国軍が自衛隊機接近映像公表、30m接近と主張も実測値は323m(ミル/シュトリヒ計算法)

◆対象幅÷ミル×1000=距離(ミル計算法) 本日、中国側が中国機に対する自衛隊機の異常接近、とする映像を公表しました。中国側はその映像を以て30mまで接近と主張したのですが、それにしては遠い。 そこで、ミル/シュトリヒ計算法を用いてみますとその…

南西諸島日中境界線付近、自衛隊機OP-3CとYS-11EBへまた中国戦闘機異常接近

◆中国軍暴走、懸念された異常接近行動の恒常化 本日、先月に続いて中国機による自衛隊機への異常接近行動事案が発生しました。 本日1100時頃と1200時頃、東シナ海の公海上、尖閣諸島より300km北の日中中間線付近付近において海上自衛隊のOP-3画…

榛名防衛備忘録:グレーゾーン事態を考える③ 邦人救出任務は一概に判断不能

◆米軍艦船による邦人輸送のみが現行想定 邦人救出、現在の集団的自衛権に関する論争において筆頭に挙げられているものです。 集団的自衛権論争と共にグレーゾーン事態の一例として提示されているのは邦人救出任務で、仮に紛争地帯からの邦人脱出に関し、邦人…

重要:Blogzine/OCNブログサービス終了とWeblog北大路機関の今後の対応について

■OCN提供:2014年11月30日運用終了 Weblog北大路機関について、重要なお知らせです。 Weblog北大路機関はOCN提供のBlogzineサービスを利用し2005年7月29日より運営を継続してまいりましたが、去る2014年5月21日、OCN側より2014年…

美保基地航空祭2014(2014.06.08) PowerShotG-12&G-16撮影速報

■視界不良が響いた美保航空祭2014 本日、美保基地航空祭へ行ってまいりましたので取り急ぎ速報を。 日本海側の航空自衛隊有数の空輸部隊拠点である航空自衛隊美保基地、本日ここ美保基地において航空祭が執り行われました。本来であればC-1輸送機の編隊…

環太平洋多国間合同演習RIMPAC2014/平成26年度派米訓練へ護衛艦いせ・きりしま派遣

◆指揮官は第3護衛隊群司令中畑康樹海将補 防衛省によれば自衛隊は環太平洋多国間合同演習RIMPAC2014及び平成26年度派米訓練へ護衛艦いせ、きりしま、及びP-3C哨戒機3機を派遣します。 リムパックは1971年より米海軍を中心として実施されている多国間…

平成二十六年度五月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2014.06.07・06.08)

◆自衛隊関連行事 秋の日のヴィオロンの溜め息の身にしみてひたぶるにうら哀し、ポールヴェルレーヌの詩を詠みたくなるこの一日、皆様如何お過ごしでしょうか。 ポールヴェルレーヌやアルテュールランボーといわれてもピンとこない、ランボーと言えばあっちの…

G7首脳会合ブリュッセルで開催 ロシア軍事介入と中国軍事力海洋進出を強く牽制

◆G7首脳会議初日は外交問題 G7首脳会議が本日ベルギーの首都ブリュッセルで開催され、先ほど終了し明日第二日の首脳会談が執り行われます。 G7首脳会議では、初日である本日外交問題に重点を置いた会議がすすめられ、特にG7の最大の課題は欧州地域に隣接する…

榛名防衛備忘録:グレーゾーン事態を考える② 公海上における機雷敷設事案と浮流機雷対処

◆周辺事態における浮流機雷の脅威 先月末にシンガポールで開催されましたアジア安全保障会議において小野寺防衛大臣は日本が貢献できる分野について機雷対処を提示しました。 機雷は海上に敷設し目標を待伏せる特性上、地味な印象がありますが敷設は比較的容…

米政府、四月日米首脳会談に“自衛隊のアフリカ派遣を要請”オバマ大統領より安倍総理へ

◆欧州NATO加盟国陸軍の縮小を背景に考える 共同通信などの報道によれば、アメリカ政府は4月24日の日米首脳会談においてオバマ大統領が安倍総理へ更なる自衛隊の平和貢献を促したとのこと。 現在陸上自衛隊は内戦状態に陥った南スーダンの建国後におけるイ…

レッドフラッグ・アラスカ2014演習へF-15戦闘機・E-767早期警戒管制機など12機を派遣

◆多国間軍事演習へ日米共同訓練として参加 航空自衛隊は本日よりレッドフラッグアラスカ2014演習へ部隊を派遣しました。 航空自衛隊は強いのか、これは素朴な疑問であると共に様々な機会で問われる命題です。練度は高い、と言ってもどのくらいか、実戦経…

フランス海軍フリゲイトプレリアル、日本を親善訪問 青森大湊基地と東京港晴海埠頭へ寄港

◆護衛艦すずなみ、やまゆき、ホストシップ 防衛省によれば、今週から来週にかけフランス太平洋艦隊のフリゲイトが日本を親善訪問するとのこと。 フランス太平洋艦隊のプレリアルは、フロレアル級フリゲイトの一隻で海外領土警備を主任務として通報艦に区分さ…