2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
■自衛隊戦闘機330機と比較 欧州のイギリスとフランスにドイツ空軍の変容、冷戦期の強大な空軍力と比較し少なくとも装備定数では著しく縮小しました。 航空自衛隊の戦闘機330機に対し、イギリス空軍は223機、フランス空軍が219機、ドイツ空軍が1…
■機械化部隊の普遍化と車両整備 今日では歩兵戦闘一つとっても高度に専門化している、従って相応の訓練が必要である、というものを紹介したのが前回まで。 夜間戦闘訓練が暗視装置の普及により夜間戦闘が実施されるために必要となり、通信機材の発展は市街地…
■自衛隊と欧州空軍の空軍力 航空自衛隊の作戦機の規模は戦闘機330機、欧州各国の空軍と比較しますと、特に欧州は最盛期よりも保有数が大きく縮小しており、規模の違いがわかるでしょう。 航空自衛隊の作戦機、特に戦闘機定数について、これまでに中国空軍…
■自衛隊関連行事 新護衛艦かが進水式が無事挙行されましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 今週末の自衛隊関連行事ですが、陸上自衛隊行事としまして、出雲駐屯地サマーフェスタ2015が行われます、サマーフェスタではありますが通常の駐屯地での盆踊り…
■新護衛艦かが/加賀 新護衛艦かが、航空母艦加賀の名を継ぎ本日、満載排水量27000tの大型護衛艦として進水式を迎えました。 いずも型護衛艦2番艦かが、は護衛艦くらま後継、平成24年度計画護衛艦として2013年10月にジャパンマリンユナイテッド…
■歩兵戦闘の専門化 前回までに、自衛隊体力検定の練成と個人装備の高度化から、短期間の徴兵は戦闘の役に立たない、と提示しました、それではこれらの部分はハイテクが、技術力により覆う事は出来るのでしょうか。 現在の陸上戦闘はハイテク化したので、これ…
■装甲機動旅団特科連隊案 旅団特科連隊について。装甲機動旅団は特科火砲300門の防衛大綱下、特科隊ではなく特科連隊の維持が可能であり必要と考えます。 特科連隊は4個特科大隊を基幹とし、編成は、本部管理中隊・情報中隊・特科大隊・特科大隊・特科大…
■相模原総合補給廠の任務と現状 本日未明、神奈川県相模原市の米軍相模施設、通称相模原総合補給廠にて倉庫火災が発生しました。そこで本日は相模原総合補給廠についてみてみましょう。 相模原総合補給廠は我が国首都圏の米軍施設の一つで、火災は倉庫火災な…
■富士総合火力演習二〇一五を終えて 富士総合火力演習を終えて、今年度は御縁あって予行を見ることが出来ました。 我が国防衛への関心の高まりを受け、富士総合火力演習も広い関心をもって受け止められていまして、年々参加への一般公募倍率は高まり続けてい…
■富士総合火力演習二〇一五 東富士演習場にて明日実施されます富士総合火力演習2015、その様子についてどのように進められるかを紹介しましょう。 入場券が必要となる公開実弾演習ですが、インターネット中継と本年は全国15の映画館にて中継映像上映が…
■自衛隊関連行事 今週末は富士総合火力演習が行われ、インターネット中継も行われます。富士総合火力演習、そもそもいったいどんな演習なのか、について、素朴な疑問ですが、これが意外と奥深い。 その歴史を紐解きますと1961年より自衛隊部内学生へ現代…
■比較:航空自衛隊と中国空軍 前回までの掲載の通り、中国空軍の規模は航空自衛隊の規模よりも大きいことは確かです。 中国はフランカーシリーズで377機あり、対する我が航空自衛隊はF-15戦闘機200機なるほど優勢です、航空自衛隊は戦闘機を300機よ…
■イージス艦8隻体制完成とNIFC-CA統合防空システム 防衛省の来年度予算概算要求へイージス艦建造費一隻が盛り込まれる方向で調整中とのこと。 8200t型ミサイル護衛艦の二番艦にあたり、はたかぜ型ミサイル護衛艦しまかぜ後継となります。これにより海…
■個人技量を高練度部隊へ昇華する難易度 前回に引き続く徴兵制について、今回は個人技量を高練度部隊へ昇華する難易度との視点から。 訓練検閲、つまり部隊として行動できているかどうかの評価、一回受けられるかどうか、になてしまいまして、そもそも二年間…
■ポストKC-767 NHK報道などによれば、防衛省は来年度予算概算要求へ新型空中給油輸送機の導入予算を盛り込むとのこと。 空中給油輸送機は、戦闘機等が空中で給油を受け飛行時間や航続距離を延伸する用途に用いられ、戦闘機の長距離飛行の際の中継地着陸を省…
■装甲機動旅団戦車大隊 広域師団構想の機動打撃力骨幹火力を担う装甲機動旅団戦車大隊について。 戦車大隊は3個戦車中隊基幹とし、編成は大隊本部・戦車中隊・戦車中隊・戦車中隊 、とします。装甲機動旅団の主要装備に当たり、戦車を運用しての機動打撃の骨…
■終戦七〇年 本日は8.15、第二次世界大戦太平洋戦争大東亜戦争終戦が終わった日です。 犠牲者350万、戦後70年の安倍首相談話、先の大戦への反省と戦後の諸国への感謝を幾度も触れつつ、未来志向で希望が持てる内容にまとめられていました、併せて、…
■自衛隊関連行事 明日は終戦記念日ですが、本日は今週末の自衛隊関連行事について。 今週末はお盆ですので、自衛隊関連行事として行われるものは一般公開 in 宇品2015として広島県広島市の宇品外貨埠頭1万トンバースにて行われます練習艦しらゆき一般公開の…
■中国空軍の規模 我が国へ多数の航空機を接近させ、緊張度を高めている中国空軍ですが、その規模を見てみましょう。 航空自衛隊の戦闘機を見ますとF-15戦闘機200機、F-2支援戦闘機80機、F-4戦闘機50機、以上戦闘機330機、と前回紹介しましたが、対…
■沖縄で米陸軍ヘリコプター墜落事故 本日1300時過ぎ、沖縄県沖縄本島沖にて米陸軍のUH-60/S-70系統ヘリコプターが海上にて墜落しました。この事故について、事実関係と推測を交え背景を見てみましょう。 報道では米陸軍所属のUH-60汎用ヘリコプターとさ…
■戦後七〇年に見る現代戦 スポーツ未経験の生徒たちが創意工夫で全国大会へ短期間で実力をつけ臨み廃校や廃部を免れるために汗を流す、フィクションではよくある話ですが現実では難しい。 前回までの視点、大規模な人員を確保する必要がないならば、懐疑者の…
■新田原基地へF-15要撃飛行隊展開! 宮崎県地方紙報道として、新田原基地へF-15要撃飛行隊が展開する計画とのこと。本日は、これから数年間の防空の大変革を見てゆこうと思います。 南九州の新田原基地には第5航空団が展開しており、現在はF-4EJ改を運用する…
■師団新編の膨大な費用 前回、第一線の普通科隊員一人の装備であっても非常に大きな費用を要する事を説明しました、そして火力の発展と電子機材や監視器材の発展により、歩兵の任務は広がるばかりで専門性が求められます。 そしてさらに、そもそも、師団、こ…
■八七艦隊建造案! 本日八月八日は“八八艦隊の日”、そこで本日は海上防衛を主軸に集団的自衛権に依存しない独自防衛力を考えることとしましょう。 海上防衛力に関する個別的自衛権に依拠したシーレーン防衛は、1980年代頃の政策提言を行う立場のシーレー…
■自衛隊関連行事 今週末の自衛隊関連行事、海上自衛隊の一般公開が週明けに行われる程度、です。 お盆の時期となりまして自衛隊関連行事は一休み、というところではあります。海上自衛隊東京音楽隊ふれあいコンサート倉敷、ぼんぼり祭 吹奏楽の夕、たそがれ…
■装甲機動旅団編制案の概要 装甲機動旅団、装甲機動旅団編制案の概要を今回より記載してゆく事としましょう。 広域師団構想、普通科部隊の編制やその隷下の装甲機動旅団基幹装備としての装甲戦闘車の話題に航空機動旅団との連環、方面隊と広域師団との関係等…
■我が国航空防衛力の現況 航空自衛隊の改編案に関する特集、それではまず航空自衛隊の装備航空機について、どの程度であるかを見てみましょう。 F-15戦闘機200機、F-2支援戦闘機80機、F-4戦闘機50機、以上戦闘機320機、ただし教育訓練用などに多数…
■海外防衛産業買収・資本提携 政府、日本企業による海外防衛産業買収へ関連法規解釈変更、本日はこの話題について。 日本企業による海外防衛産業買収を政府が方針に転換するとの報道がでましたが、そもそも防衛産業の定義が不明確で何とも言えません、そして…
■普通科隊員一人の装備 徴兵制に関する特集、今回は費用面から少し説明してみようとおもいます。 さて、徴兵制、何故有り得ないかといいますと、人口1億2000万の日本国が韓国なみの1年9か月の徴兵期間を施行して徴兵制を行う場合、陸上自衛隊が韓国軍…
■徴兵制は何故有り得ないのか 10周年を迎えましたWeblog北大路機関、その新特集は、安全保障法制整備への国民の懸念として最大の誤解、徴兵制が安保法制により敷かれるのではないか、という視点について、今回から誤解を解いてゆきたいと思います。 安全保…