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京都防衛フォーラム:榛名研究室&鞍馬研究室,2005年7月29日創設の防衛安全保障専門Weblog

【G7X特報】清水みなと祭護衛艦ひゅうが一般公開(2)gooブログ完全廃止を後に(2025.08.02)

■ひゅうが一般公開

前回がGooブログ廃止直前でしたのでこういうタイトルになりました。

清水港は暑かったのです、しかし熱い京都市内に比べると、涼しいよね、という感じがしました。そして、飛行甲板の上はさらっとした気持ちのいい風が吹いているのですが、あらためてそこでヘリコプター搭載護衛艦を思い浮かべる。

ひゅうが型護衛艦、大きさが十分ではないという指摘があることは理解しているのですが、F-35B戦闘機の運用をもう少し考えると共に、アメリカ海軍が苦悩している次期水上戦闘艦として共通化できないかなあ、と思うのです。

ひゅうが型をカリフォルニア級駆逐艦へ、という話題をかなり昔に北大路機関では掲載していますが、全通飛行甲板を採用している護衛艦であり、過去多くの国々がモジュール設計により、装備を積み替える構想の艦の上手を示せたのではないか。

モジュール艦、一隻の艦艇を様々な用途にフレキシブルに運用するコストカット方法を思いつき、しかしモジュールは、艦これ、じゃああるまいし簡単に取り替えられるものでは無く、実用性という面では限界が。

欧州のモジュール艦、何よりも陸上にそうしたモジュールを保管している場合の保守整備はどうするのかとか、専門的な機材を簡単に操作できる乗員を確保できるのかという問題もありますし、なにより、そのコストが。

コスト、使わないモジュールのコストを含めて計算しますと決して安価では無く、ミサイル艇にも掃海艇にもつかえるといわれても掃海艇はミサイル艇と違い磁気機雷に対処するには相応の非磁性船体や期間とする必要があります。

哨戒艇ミサイル艇の設計を共通化してもミサイル艇は速力が重要ですし哨戒艇はそれほど大きな速力よりも長期間の運用を想定して居住性の方が重要となってきます、これは、共通設計の度外視される部分ではないか、とも。

デンマークがスタンフレックス300計画としてモジュール艦を設計するものの竣工以来一度もモジュールを切り替えたことは無く、大型艦としてアブサロン級多用途母艦を建造したものの実質装備を入れ替えないフリゲイトとして使っているのみ。

ドイツ海軍、またドイツもヴァーデンヴュルテンブルク級でモジュール設計を採用しましたが、モジュールを取り替えると重心が変化して航行性能に厳しい制約がつくことから積むことを断念しました。

ヴァーデンヴュルテンブルク級、モジュールでは無く陸軍用のアイリスミサイルを搭載し運用するという、なにしろ満載排水量7200tもありながら防空能力を持たない設計、そういう難しい設計、という制約が加わっていました。

こうしたなか、モジュールでは無く様々な用途を航空機の入れ替えにより行う、こう考えるならば、ひゅうが型護衛艦は多くの国が失敗したモジュール艦の設計を成功させたものだと言えるのではないか、なんておもうのですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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