■視界不良曇天航空祭
F-15イーグルは大幅縮小の飛行展示を終えて着陸します。本日の浜松基地航空祭もかなり雨天に悩まされたようですが。

この、特別塗装のイーグル、いよいよ航空自衛隊が航空宇宙自衛隊に拡大すると云うことを痛感させられる象徴的なスペシャルマーキングを施すと共に、この航空祭の翌年、つまり今年の、変革が凄い。

来年度予算概算要求には自衛隊が自前の人工衛星を100機単位で保有し、いよいよ宇宙時代に、と言う勇壮なことが書かれていて。ああ、集団的自衛権行使を頑なに野党というか革新政党というか平和主義の正答が主張すると結果ですか。

宇宙領域の戦い、同盟国の宇宙作戦能力に頼れず、NATOのように近所の寄り合い所帯で融通し合うことも出来ず、結果的に自前でもつほかなくなるのだなあ、と思ういっぽう、これじゃあ防衛費増やしても新しく要りようになっちゃあどうにもならない。

予算以上に増える任務へと嘆息してしまうのだ。C-2輸送機が最後の飛行展示で近づくと同時に、雨雲も近づいてきていて、いよいよこの航空祭も終わりだな、と思う。2022年航空祭だったか、あの時は柔軟でした。

天候偵察の結果、午後の飛行展示は雨雲に被りそうだと言われて前倒しして航空祭で名物の異機種大編隊を午後ではなく午前中に終えたことがありましたが、この歳の岐阜航空祭は其処まで柔軟ではなかった。F-2戦闘機も着陸が近づくが雨雲の方も近づく。

まわりは、ひとりまたひとり帰り支度を始めていて。航空祭の都度、マンションと航空機という構図を撮影する。この背景のマンション、友人の同僚がお住まいという話を聞きまして、そしてこれもちろん官舎とかじゃあありません。

一応マンションと基地の間には片側二車線の国道21号線とか、オートバックスやジャスコというかイオンとか有るのですが、もの凄く住宅地から近いように見えて。この岐阜基地というのは、わたしにとって最初に航空祭というのを見上げた基地でして。

当時はT-2ブルーインパルスの時代、そういう認識がありますから、沖縄の基地問題とかで小中学校のとき先生に授業で、あんな試験問題にも出ないことといまになっては不思議に思うのですが、聞かされた際、岐阜基地よりも住宅街に近いのか問うと。

岐阜基地よりも近い、といわれたので、沖縄のひとは誘導路脇の芝生の中に住宅を構えたり、滑走路に横断歩道があったりして、苦労しているのだろうなあ、と思ったのちに、嘉手納基地を修学旅行で見せられた際、どこが岐阜よりも近いねん、とおもったものでした。

友人と、いや滑走路の真下に地下住宅が有るに違いないとか、手前の県道も乗用車が走っているが実は滑走路なのでは、と茶化したものなのですが、そこで学んだのは、思い込みの激しい人間は政治家も教員も名にも関係なく嘘を嘘と知らずに吐く、ということでした。

だからこそ、実際に歩み進めて、安全保障を知るには航空祭や駐屯地祭、展示訓練を見ておく必要がある、少し調べず直感だけでは説得力を持てない、こう痛感を重ねた上で、航空祭の帰路につきました。お帰りはこちら。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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