マルーンカラーの形状は古いといいますかクラシカルな電車は日常に溶け込んでいます。

5300系、見慣れた阪急電車の一系統なのですが、なんとデビューは1972年、つまり今年2022年は5300系電車50周年という、改めてみれば頑張っている電車なのだなあ、と感心してしまう電車です。車体は昔ながらの鋼製、車内は阪急らしい木目調と緑の座席です。

京都本線用の電車として運用されていますが、これは潜航して神戸本線へ導入された5000系電車の京都本線仕様へ車体寸法を改めたという設計でして、準急と云えばこの車輛、という印象が無いでもない、最近の直線で構成された電車よりも丸み或る形状が特徴と思う。

特急として2010年まで運行されていた、準急と云う印象は此処から来るのでしょうか。特急運行を外れた背景には阪急電鉄は2010年からワンハンドルマスコン方式という、加速も制動も一つの操作桿で対応する電車へ特急を統合した為でして、5300系も速度ははやい。

5300系、見慣れた阪急電車なのですけれども2020年から廃車が始っているといい、それでも阪急電鉄の電車は物持ちが良いなあと思いつつ、ちょっと日常風景はかわりはじめた。

特急と云えば9300系、この直線チックな形状がこれから阪急の基本形になってゆくのですが、看板電車となる特急はこの9300系で京都本線は主力を構成している訳でして、ロングシートの5300系なんかとくらべればクロスシートの9300系は特急らしい乗り心地という。

9300系が新しかったころは、6300系特急との並びを撮るぞとの意気込みばかりで、5300系も3300系も、2300系さえも、ああ古い車両か、とひとくくりにしていました。一応2300系を中心に撮影はしていましたが、日常風景にそれ程に溶け込んでいたといえるものですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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