北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室&鞍馬研究室,2005年7月29日創設の防衛安全保障専門Weblog

防衛・安全保障

新着順 人気順

ミサイル巡洋艦ワリャーグ、連続して対馬近海を遊弋 海上自衛隊が監視

◆日ソ共同宣言の一部撤回とロシア軍の動向 ミサイル巡洋艦ワリャーグが対馬海峡を南下したのち北上、Tu-95爆撃機が列島周回飛行に加え、1956年に出された日ソ共同宣言の北方領土に関する部分がロシア側により撤回を突き付けられました。 まず最初に訂正…

偵察戦闘連隊を創設せよ!現在の偵察戦闘大隊では威力偵察不可能,前衛突破可能な連隊が必要

■大隊は偵察中隊と戦闘中隊 偵察隊といいますと師団祭などの訓練展示模擬戦では初動として87式偵察警戒車とともに展開し空包の迫力を響かせます。 偵察戦闘大隊、現在全国の師団や旅団で戦車大隊を置き換えるべく編成が進められています。16式機動戦闘車の戦…

沖ノ鳥島南西海域にて中国海軍艦艇が射撃訓練実施,予告なし!小笠原方面防衛力整備着手の最中

■日中軍事緊張新段階 中国海軍艦艇が本日、東京都の沖ノ鳥島南西海域において射撃訓練を実施したと防衛省が発表しました。 防衛省によれば、7月16日、沖縄近海を航行している中国ロシア艦隊を第五哨戒防備隊の護衛艦ゆうべつ、が確認し警戒監視及び情報収集…

榛名防衛備忘録:第一機械化大隊と普通科連隊、機械化大隊を基幹の師団と旅団を考える

◆戦車と普通科部隊の関係 第一機械化大隊、大隊本部、第一普通科中隊、第二普通科中隊、戦車中隊、非常にコンパクトな編成の部隊ですが、打撃力と機動力の面で理想な部隊である、という事を前回紹介しました。 ここで思い出すのはこのコンパクトで小回りの利…

ウクライナへホーク地対空ミサイル供与,旧式だが日本で現役-アメリカがNASAMSミサイルに続いて供与決定

■臨時情報-ウクライナ情勢 三連装発射装置の威容というこの装備は陸上自衛隊では旧式装備に分類されつつも能力向上改修を積み重ね今でも現役の装備だ。 アメリカ政府はウクライナへホーク地対空ミサイルの供与を決定しました。アメリカに先んじてスペイン政…

CB90/Stridsbåt90H【1】襲撃艇,ニッポンの安全保障/防衛に必要な装備-NATO加盟のスウェーデン製装備

■武装中立国スウェーデン 武装中立政策を転換しNATO加盟が決定したスウェーデンについて今後日本とも防衛協力が増大する事を背景にスウェーデン製防衛装備品について考えてみましょう。 スウェーデン製の防衛装備品は日本の防衛力整備にも非常に共通性のある…

ウクライナ情勢-ロシア政府中央軍司令官ソロドチュク将軍任命,クルスク作戦で歩兵突撃を重視

■防衛情報-ウクライナ戦争 緒戦で何とかしなければここまで長期化するという一例を見せつけられていますが。 ロシア政府は中央軍司令官にソロドチュク将軍を任命しました。ISWアメリカ戦争研究所5月16日発表のウクライナ戦況報告によれば、モルドヴィチェ…

C-130海上自衛隊導入、中古輸送機取得その背景には航空自衛隊との統合運用の限界

◆根本的に低い空輸能力しか認められない現実 Weblog北大路機関、コメントの返事が遅れて申し訳ないです。かならず公開とお返事を作成しますのでいましばらくのお待ちを、そんな中昨日の記事に関する話題。 厚木航空基地第61航空隊に輸送機としてYS-11M輸送…

CB90/Stridsbåt90H【2】襲撃艇,旧沿岸砲兵用装備は海上自衛隊警備隊と離島警備任務へ海上保安庁に最適

■すずかぜ型巡視艇後継に 島嶼部防衛や基地防衛を考えた場合、海上自衛隊は特別機動艇SB-25型等を装備していますがいずれも複合高速艇であり強度などに限界があります。 CB-90襲撃艇、スウェーデンの沿岸砲兵隊がフィヨルド海岸での上陸作戦用に開発した小型…

ウクライナ戦争,ウクライナ軍KAB滑空爆弾運用開始とUGV無人車両が防ぐロシア軍浸透

■防衛情報,ウクライナ戦争 滑空爆弾の有用性とUGVによる防衛線など自衛隊の防衛力整備に資するウクライナの戦訓をISW報告から。 ウクライナ空軍は初の国産滑空爆弾KABを運用しロシア軍広報兵站線への攻撃を強化している、ISWアメリカ戦争研究所は5月18日…

ウクライナ情勢-ロシア軍コスチャンティニフカ周辺にて機械化部隊突破作戦の兆候

■ロシア軍はコスチャンティニフカ周辺において機械化部隊による突破作戦を進めているとのこと。ISWアメリカ戦争研究所5月16日付ウクライナ戦況報告によれば、ロシア軍が火砲や無人機により構成するキルゾーンをコスチャンティニフカ付近にて広げており、併…

【ウクライナ情勢】ロシア政府,5月9日対独戦勝記念モスクワパレードに機械化部隊参加中止表明-国威発揚重要行事

■ウクライナ戦争 ロシア政府は5月9日の対独戦勝記念日モスクワ軍事パレードへ戦車や装甲車両などの軍用車両不参加を発表しました。自衛隊の観閲行進の規模も年々縮小していますがロシアはもう少しひどいもよう。 戦車などの不足から中止した2023年対独…

政府,自衛隊に大将など旧軍呼称復活を規程:将補は少将、一等佐官は大佐、二等佐官は中佐、三等佐官は少佐

■一等陸佐から陸上自衛隊大佐へ 政府は階級呼称について、大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐、中尉、少尉の呼称へ移行する方針で今年度中に細部を詰めると発表しました。 大将は陸海空の幕僚長と、統幕長が。そのほかの将官は全員が中将に、将補は少将、一…

【ウクライナ情勢】無人機対策再考を!ロシア軍無人機500機以上によるウクライナ同時攻撃が今月四度目

■ウクライナ戦争 一回の攻撃で500機を超える無人機が一斉に襲う攻撃が珍しくなくなってきた。 ロシアウクライナ戦争における新しい戦訓は一回の攻撃で500機を超える無人機が一斉に襲う攻撃が珍しくなくなってきたということで、日本の無人機対策、特に日本海…

【臨時防衛情報】自衛隊訓練事故,大分県日出生台演習場で10式戦車爆発事故

■3名殉職1名重傷 大分県の日出生台演習場において10式戦車が実弾射撃訓練中に爆発事故を起こし、3名が死亡、1名が重傷を負いました。 日田玖珠広域消防本部の発表として21日0840時、“戦車が暴発してけが人が多数出ている”との通報があり、“45歳男性…

【防衛論集】自衛隊のパワープロジェクション能力強化への一考察

■講和難航-中東緊張下で 自衛隊の編成をパワープロジェクションを前提とした編成に大きく転換する必要があるのではないか。 アメリカイラン戦争とベネズエラ攻撃という連続した事案を俯瞰し、続いてキューバなどへの恫喝外交の展開、ロシアウクライナ戦争に…

【防衛論集】ホルムズ海峡封鎖長期化,掃海艇派遣の難しさの背景

■第三次石油危機 ホルムズ海峡封鎖、石油危機の進展とともに難しさが。 イラン側による封鎖宣言とアメリカによる逆封鎖宣言を受け、国際海峡は簡単には封鎖できないという従来の常識が崩れ、これはあけてはならない禁忌であり、一旦こうして前例がつくられた…

【臨時情報-アメリカイラン戦争】アメリカ軍JASSM-ERミサイル大量使用,中東以外での備蓄は425発

■逼迫するミサイル備蓄 JASSM-ERミサイル大量使用という話題です。 アメリカイラン戦争においてアメリカ軍のミサイル大量使用が今後のインド太平洋地域などの運用に影響を及ぼす懸念が出てきました。JASSM-ER,昨今ではF-16戦闘機にも搭載されているミサイル…

ウクライナ情勢-レニングラード州プリモルスク港へウクライナ軍無人機攻撃

■ウクライナ戦争 日本でも国家石油備蓄基地などの防空は平時から検討しておかねばなりません。 ロシアの石油輸出の2割強を占めるレニングラード州プリモルスク港がウクライナ軍無人機攻撃を受け、保管施設の少なくとも四割が喪失したとロイター通信が報じま…

【臨時情報-アメリカイラン戦争】F-15EとA-10攻撃機イラン作戦中撃墜,この背景をかんがえる

■現実化する”巻き込まれ論” 中東諸国、特にバーレーンやサウジアラビアとアラブ首長国連邦など米軍機とを受け入れる諸国は今回の開戦を通知されず、結果的にミサイルと無人機攻撃によりアメリカの戦争に巻き込まれた構図となっています。 アメリカ空軍F-1…

【臨時情報-アメリカイラン戦争】アメリカ空軍虎の子E-3セントリー早期警戒管制機喪失!

■イランの長距離攻撃で破壊 早期警戒管制機の喪失というのは空軍にとって一種の悪夢です、中国などは浜松基地を擬した砂漠上のミサイル訓練場を整備し日本のE-767を狙っているようですが。 アメリカのE-3セントリー早期警戒管制機がサウジアラビアのプリンス…

ウクライナ情勢-ロシア軍機械化部隊攻撃頻度が増加,ポクロウシク方面にてロシア第6戦車連隊が攻撃

■防衛情報-ウクライナ戦争 機械化装備と無人機の関係を見ますとあらゆる気象と地形を克服するという点で無人機は隙があるのかもしれません。 アメリカイラン戦争の最中ですがウクライナでは、ロシア軍の機械化部隊攻撃が増大している、3月25日付イギリス国防…

ウクライナ情勢-標的は電力供給網!ロシア軍は1月に4400機の自爆用無人機をウクライナに向け投射

■防衛情報:ウクライナ戦争 日本の低空都市防空能力の強化、というよりも構築開始を行う必要性を突くような情報です。 ロシア軍は1月に4400機の自爆用無人機をウクライナに向け投射している、イギリス国防省の2月19日付ウクライナ戦況報告によれば、…

ウクライナ戦争-ロシア軍の毎週数回程度の機械化小隊攻撃

■ウクライナ情勢 ロシア軍にはどの程度機械化装備が残っているのか、攻撃の主力は2名とか3名とか集まらないサバイバルゲームチームの定例会規模となっています。 ISWアメリカ戦争研究所と、イギリス国防省ウクライナ戦況報告、いまのところ、ほぼ誤報を避…

ウクライナ情勢-ハリコフ州北部ではロシア軍歩兵攻撃が強化

■ウクライナ戦争 歩兵損耗という実情を見ると機械化部隊は部隊規模に対して人員数を押えられる印象が有りますゆえ、と考えてしまうのです。 ハリコフ州北部ではロシア軍歩兵攻撃が強化されている、ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告によれば、ハリコ…

ウクライナ情勢:ロシア軍はポクロフスクでの攻撃とあわせオリヒフ周辺において浸透作戦を強化

■防衛情報:ウクライナ戦争 湿地帯での迂回攻撃を阻止するには装甲車両のなかでも浮航性能を確保した車両が必要になるのか。 ロシア軍はポクロフスクでの攻撃とあわせオリヒフ周辺において浸透作戦を強化している、ISWアメリカ戦争研究所は11月7日付ウクライ…

ウクライナ情勢:経済制裁とプーチン軍服着用はロシア経済と内政上に大きな限界か

■ウクライナ戦争 経済制裁とプーチン軍服着用はロシア経済と内政上に大きな限界か、ISWアメリカ戦争研究所10月26日付ウクライナ戦況報告によれば、ロシア政府はプーチン大統領とゲラシモフ参謀総長の会談の様子を発表、その際にプーチンは軍服を着用しており…

【榛名備防録】水陸両用作戦と水中処分隊-水中処分母船1号型と90H強襲艇

■水中処分母船 水中処分母船、機雷掃討任務の特殊性を考えると、水中処分母船1号型よりも90H型強襲艇のような速度を発揮できるものが必要ではないか。 静岡県清水港にて一般公開されましたことが記憶に新しい水中処分母船ですが、この船は支援船であり、機…

イギリス空母プリンスオブウェールズ,東京江東区の東京国際クルーズターミナルへ入港

■英空母入港 明日31日に抽選該当者への一般公開が予定されています。 イギリス空母プリンスオブウェールズが東京の東京国際クルーズターミナルへ入港しました。横須賀の逸見岸壁には大型過ぎて接岸できず、アメリカ海軍横須賀施設へ接岸していましたが、東…

ウクライナ情勢-ロシア軍ポクロフスク北方ドブロピリャ近郊浸透突破事案

■防衛情報-ウクライナ戦争 機械化されていないと隙間を突破されるという日本にとって重要な戦訓です。 ロシア軍ポクロフスク北方ドブロピリャ近郊浸透突破事案について、ISWアメリカ戦争研究所は8月19日付の戦況報告においてその分析を掲載しました。かな…